保険





学資保険の必要性
カテゴリ: 学資保険
学資保険とは

学資保険(こども保険)は、終身保険・定期保険・養老保険などの死亡保険と同じく生命保険に分類されます。学資保険とは、簡単に説明すると、決められた保険料を支払えば、満期時に満期保険金が受け取れる子供の将来の教育資金のための保険です。

また仮に契約期間途中に親(契約者)に万一のことがあった場合はそれ以降の保険料の支払いが免除されたうえに満期保険金は全額受け取れ、満期保険金以外に育英年金(養育年金)が受け取れたり、さらに子供に万一があった場合に医療費、死亡給付金が出る学資保険もあります。

育英年金、子供の医療費、死亡給付金などが出る保障が充実したタイプの学資保険は返戻率が100%を下回りますので、学資保険、本来の目的である子供の教育資金を積み立てるために学資保険に加入したにもかかわらず、満期時に受け取った満期保険金が元本割れすることも十分考えられますので注意が必要です。


一人当たりの教育費

日本の子供一人当たりの教育費はどのように推移しているでしょうか。文部科学省の「子どもの学習費調査(平成20年度)」によると、子供の学習費(教育費)の推移はほぼ横ばいになっています。

平成20年度の公立幼稚園で年間約23万円、公立小学校で年間約30万8千円、公立中学校で年間約48万円、公立高等学校(全日制)で年間約51万6千円と学資保険だけではなく教育費の事前の準備が必要になります。

また、平成23年10月から「子ども手当」の支給額が変わりました。
さらに、現在、親の収入に関係なく給付されているものが、平成23年11月時点では所得制限を設ける方向で動いていおり、親の収入次第では受給できなくなる可能性があります。
このように今後の日本の財政状況を考えると、減額になる可能性もあり、安定した教育費の確保が必要と考えられます。


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